歌のレッスン同行

2015年、年開けてすぐに、ソプラノの方の伴奏で芸大の三縄みどり先生のレッスンに同行しました。持って行ったのは猪本隆の日本歌曲3曲です。三縄先生は猪本隆の歌曲のCDを録音している方です。そしてピアノパートは以外と弾きにくい!(ピアニストの塚本佳男さんも弾きにくいと解説に書いていました)

 

特に「きつねがだまされた話」という歌曲。これはなかなかの難物。変拍子でテンポも変わるし間はあるし連符もいっぱい、そこに台詞(方言で)は入るしで、、、2回の合わせで本番はなかなか大変でした。

そうでなくても、歌は本番で結構テンポ変わったりしますしね〜(笑)

ただ、やはり日本の曲ですね。ピアノパートを弾いていても(っていうかピアノパートだから)田舎の情景や雰囲気などが浮かんで来るようで、その点では音楽的な予想がすごくしやすかったでした。

 

でもこれって逆に言うと、宗教もろくに持たない私たちがヨーロッパの音楽を感覚で理解するのはやじはり至難の技、ということになりますよね・・分かっちゃいたけど・・いやはや、何でも勉強になります。

 

ところで、その三縄先生のお宅で小耳にはさんだ話。

私たちの前には、芸大卒のソプラノの方がコンクールを受けるとかで、たくさんの曲をレッスンに持ってきていました。お話の様子では、その方はフルタイムでお仕事をしていらっしゃるようでした。そんななかで勉強を続けコンクールを受けるのは、まぁどんなに大変なことか。想像しただけで私はまたまた感心してしまいました。みんな偉い!

 

でもピアノ科だったらさすがにこれはあり得ないかな・・?