歌のレッスン同行

ブログ on 28th/07/2015

2015年、年開けてすぐに、ソプラノの方の伴奏で芸大の三縄みどり先生のレッスンに同行しました。持って行ったのは猪本隆の日本歌曲3曲です。三縄先生は猪本隆の歌曲のCDを録音している方です。そしてピアノパートは以外と弾きにくい!(ピアニストの塚本佳男さんも弾きにくいと解説に書いていました)

 

特に「きつねがだまされた話」という歌曲。これはなかなかの難物。変拍子でテンポも変わるし間はあるし連符もいっぱい、そこに台詞(方言で)は入るしで、、、2回の合わせで本番はなかなか大変でした。

そうでなくても、歌は本番で結構テンポ変わったりしますしね〜(笑)

ただ、やはり日本の曲ですね。ピアノパートを弾いていても(っていうかピアノパートだから)田舎の情景や雰囲気などが浮かんで来るようで、その点では音楽的な予想がすごくしやすかったでした。

 

でもこれって逆に言うと、宗教もろくに持たない私たちがヨーロッパの音楽を感覚で理解するのはやじはり至難の技、ということになりますよね・・分かっちゃいたけど・・いやはや、何でも勉強になります。

 

ところで、その三縄先生のお宅で小耳にはさんだ話。

私たちの前には、芸大卒のソプラノの方がコンクールを受けるとかで、たくさんの曲をレッスンに持ってきていました。お話の様子では、その方はフルタイムでお仕事をしていらっしゃるようでした。そんななかで勉強を続けコンクールを受けるのは、まぁどんなに大変なことか。想像しただけで私はまたまた感心してしまいました。みんな偉い!

 

でもピアノ科だったらさすがにこれはあり得ないかな・・?

X’mas concert ☆

ブログ on 28th/07/2015

12月21日、歌のミニコンサート伴奏を頼まれて弾いてきました。

日本の四季のうたや外国の曲、アリア、クリスマスの曲とバラエティ豊なプログラムですが,選曲や全体の構成や進行、編曲まで関わってのコンサートだったのでとても楽しかったです。

古くから歌われている歌の伴奏はシンプルなものが多くなかなか良い編曲に出会えないので、お客様に楽しんで頂けるよう、結局は自分で編曲したり手直ししたりして弾いています。

他にもソリストから頂く楽譜は合唱用のものだったりすることもあるので、歌のパートとのバランスが悪くかなり編曲が必要です。でもついでに自分の好みのハーモニー進行に変えちゃったりも できますが・・^ ^;

クリスマスの曲はかなりjazzyでピアノが大活躍の編曲だったので、自分が納得できる出来映えになるまでには結構時間がかかりました〜。けれども弾けるようになると楽しい!!

1月には他の歌のコンサートの伴奏20曲近く頼まれていて、19日にそちらの公式伴奏合わせがあったので、11月の発表会が終わってから編曲しながら30曲以上の練習は、日々のレッスンもあってかなりきつかったでした。

コンサートの最後は、信長高富さん編曲の「きよしこの夜」をさらに歌のソロ伴奏用に自分で手直ししたのを(笑)弾き、皆さんも歌って下さってとても充実した気持ちで終えることができました。良かった・・。

仕事はきつい時もありますが、お客様が楽しんで下さってるのが伝わってくるとほんと嬉しいものですね。こうやって書いてしまうと当たり前のことみたいですが,その場にいるとつくづくそう感じます。

第42回Sonorite Concert 開催しました

ブログ on 28th/07/2015

2014年度のソノリテコンサートは小さい生徒さんが一気に増え、40名近くの出演でにぎわいました。

ゲストは「フレンチ・カフェ」というグループ名で活動中のお二人の演奏家。いろいろなアコーディオンや打楽器、ギター、歌でなんでもすぐに演奏できちゃう息にあった二人です。(クラシックが専門の私達には眩しいなぁ)

 

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特集は「ちびっ子アンサンブル〜どつぶつむらにあさがきた!」(春畑セロリさん作の連弾曲付きのお話)という曲集をちっちゃい生徒さん達みんなで弾きました。ピアノも2台使い、ナレーションや楽器や歌も入れてみんな大活躍。

3人で弾くのは初めてだなぁ・・合うかな〜みんな真剣そのもの。

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フレンチ・カフェも参加。音楽や効果音を足して頂きましたが、ちょっと音が増えるだけで見違えるように楽しくなりますね!でもリハーサルではちょっと緊張気味?

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もう一つ特集は、2台ピアノ。曲はモーツァルトのDuo ピアソラ ハイドンとショパンのConcerto。

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そして大人の生徒さん達のソロ演奏。当スタジオ生徒さんが多いのですが、ラフマニノフ スクリアビン プロコフィエフ とロシアものが多かったです。あとはリスト プーランク ラヴェル・・やっぱり近代が人気ですね。

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クランベリーコンサート

ブログ on 19th/06/2015

声楽の方たちのコンサート、クランベリーコンサートでの伴奏を頼まれ12月21日に大倉山記念館で弾いてきました。

プロもアマチュアの方もいらしてなかなか聴きごたえがありました。そしてお客様もいっぱいで良い雰囲気でした。

 

そういえば、昨年このコンサートで最後に歌った芸大首席卒業のソプラノの方のアリアの演奏はとても素敵でした。

コンサート後、打ち上げでその彼女といろいろ話しているうち、実は芸大卒業後に来たいろいろな演奏の仕事は全て断わり歌もやめてしまい、今はOLとして仕事をしている、ほとんど歌っていない、と聞き・・・・・本当にびっくりしました。なんともったいない!(どうやら彼女はお仕事の方でも大変優秀のようです)

なんでも、学生時代たくさんの厳しいレッスンに耐え必死で勉強してきた挙げ句に、何か精神的に限界に達してしまったと言っていましたが、その気持ち分からないでもないですね〜。

 

私も長い音楽生活の中では本当にさまざまなことがありました(笑)

今でも音楽を続けているのは結局、辛いことがあっても何でもやっぱり音楽も人も好きだから、ということになるのでしょうか ♬

音大卒の生徒さんのその後、伴奏のこと

ブログ on 19th/06/2015

6月13日武蔵野公会堂、Tubaでソロ活躍中の知人、藤田くんのリサイタルを聴きに行ってきました。彼は国際コンクールにも入賞している優秀なソリストです。

伴奏者は元スタジオレッスン生の橋本さんです。東京音大ピアノ科を受験し進学、在学中から伴奏活動を始め卒業後はプロの伴奏者として活躍。

今では国内外のコンクールやオーディションやリサイタル、フェスティバルの公式伴奏者も務めるピアニストです。

 

彼女はいつも次々に伴奏の仕事が入り、膨大な量の楽譜の譜読みや合わせや本番に追われています。

ただ私は、これまでに何回か演奏を聴きに行き、やはりまだ技術的・音楽的両面で課題があるなと感じていました。また、日々仕事に追われていて自分のソロの勉強などができないため、音楽的に成長していくのはやはりなかなか難しいのだなと思っていました。

 

しかし今回の演奏会では違いました。練習時間もろくに取れない中いろいろな場で本番をこなし、また海外の一流の演奏家からの厳しいコメントを頂いたりするうち、やはり彼女は成長していたのですね。

 

ピアノとの音の融和が難しいチューバの伴奏ですが、今回はその場に応じての音色の変化、高音と低音のバランスなどのコントロールも良くなってました。

またテクニックもさすが現場で日々鍛えられているという印象。ぐんぐん弾き込みながらも練れている音で、日頃の演奏活動の成果を窺わせるものでした。

さらにソロ楽器に合わせるだけでなく自分の音楽を表現してソリストとコミニュケーションしようとする姿勢にも成長が見られ、彼女が伴奏者としてまた一段階上がった気がして、私はとても嬉しく感じました。

 

成長による変化というのは、外から見ると突然来るような感じがするものですが、さまざま悩みながらも本番を多く経験することで内面は育てられていて、ある時急にそれが演奏に表れてくるものなんですね。

 

今後のさらなる活躍を期待したいです。

第41回Sonorite Concert 開催しました

ブログ on 18th/06/2015

今年のソノリテコンサートは11月9日。ピアノソロはもちろんのこと、連弾やアンサンブル(今年は珍しくソプラノサックスが二人!)や独唱、私が指導しているコーラス・・など様々な曲がプログラムに載りました。

 

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ピティナコンペグランミューズ決勝大会入選の曽我部くんはプロコ6番ソナタの終楽章を弾きました。

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少し時期が早いですが、特集は<X’masの音楽>

賛美歌や現代の宗教曲(分かりやすくて綺麗!)、ポップスそして日本の歌まで、X’masは良い曲がいっぱい!

最近はピアノも楽器も歌もアレンジの良い楽譜が増え、バラエティーに富んだ演奏が揃って、大人もこどももアマチュアもプロもみんな一緒にとても楽しく充実したひとときを過ごしました。お客様からも大好評でした!

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また次回もお客様にも楽しんで頂けるような企画をしたいです \(^o^)/

第37回ピティナコンペ 入賞者記念コンサートに出演

ブログ on 9th/06/2015

全国決勝大会で入選した曽我部巨樹くんが、白寿ホールでの入賞者記念コンサートに出演させていただきました。とても良い体験になったようです。記念コンサートではメトネルと珍しいプッチーニの小品を弾きました。

以下の動画を聴いていただけると嬉しいです♬

2月22日入賞者記念演奏会での演奏:メトネル: 忘れられた調べ 第2集,Op.39 ー3. 「春 」 曽我部巨樹

ピティナ・ピアノコンペ全国決勝大会入選

ブログ on 9th/06/2015

高校2年生から当スタジオに入門、東京音大入学後現在もレッスンに通っている曽我部巨樹くんが、第37回ピティナコンペティショングランミューズYaカテゴリーを予選 本選と好成績で通過し、全国決勝大会で入選しました。

演奏曲目は メトネル:わすれられた調べop.39 より春 ラフマニノフ:音の絵op.39 より第9番 の2曲でした。

曽我部くんは、本選は同カテゴリー内全国一位の成績でしたが、なにせコンクールはほぼ初めてだったためか、決勝大会では緊張が途切れてしまいちょっと残念な結果に・・けれどよく健闘したと思います。

今後はさらに上をめざして勉強して欲しいと思います。

 

 

 

 

 

Jack in the Box vol.5 開催しました

ブログ on 9th/06/2015

このカフェコンサートも5回目。気分一新して今回は板橋にあるフレンチレストラン<仏蘭西舎すいぎょく>で開催しました。

緑も多く落ち着いたアンティークな雰囲気のお店で、ボリュームも十分なコースをいただきながら、今回もほんとに様々な曲や楽器が次々に・・。

当日も司会進行に演奏に慌ただしい私はお料理を堪能できなかったのが唯一心残りでしたが、コンサートを通じてまた新しい若い音楽仲間と知り合えて楽しかったでした。

このカフェコンサートは毎回ほぼ一人で企画 準備 演奏も、と大変ですが、終わってから皆さまが楽しかった!と言って下さるのが何よりの励みになっています。

YAMAHA5級検定試験

ブログ on 9th/06/2015

久々に仕事でフルートの試験の伴奏を頼まれ、吉祥寺のヤマハに行ってきました。

ヤマハの検定についてはあまり詳しく知らず、5級というのはアマチュアの方が受けるものだと思っていた私。試験会場に行ってみて検定中のスタジオからなかなかな感じのイベールのコンチェルトが聞こえ、どうやら音大を卒業した方も多く受けるらしいということが分かり、少々びっくりでした〜!

また審査員の方は講評のときにソリストになかなか良いことを言って下さっていて、心ならずも思わず小さく頷いてしまいました・・苦笑